2試合続けての延長戦に憂慮する。憂慮してばかりだ
昨日は更新しなかったので、昨日の分も含めて。
2試合続けて延長戦。昨日はオリが制して今日は楽天がサヨナラ勝ち。仲良く星を分け合うこととなりました。2日連続して同じような展開の試合だったわけですがそれもそのはずで、同じような課題を持ったチームが戦ったわけですのでこのような結果となるのも当然。
とにかく両チームとも決定力がない。チャンスはある程度作るがあと1本が出ない。つまりは得点力、特に長打力がないことがこのような展開になる要因であり、両チームが抱える課題と言えます。
昨日の試合はオリは小谷野が2本ホームランを打ちましたが、試合を決めた2本目は本人曰く「ヤケクソで振った」ですからね。今のオリの課題を端的に表しているようで笑ってしまいました。やはり今のところホームランを期待できる打者は糸井以外望めないです。先日の縞田や小谷野も打っていますが、昨日のような偶発的は発生しかなくそこに期待はできないです。単打しか期待できない選手を固めても自力での得点はなかなか難しいものです。純粋にヒットのみで進塁させると確率25%を3回重ねないと得点はできなく、バント・盗塁などで進塁させて得点を入れても大量点を望めません。やはり溜めたランナーを長打で一気に返して早い回で大量点を奪うことが、試合の主導権を握るセオリーとなります。今のオリの長打率.305はかなり低い数値でダントツ最下位。同様に楽天も.357と現在はリーグ4位且つ、ケガ人も続出しており長打力は更に下がっています。
やはりオリックスは早急にこの長打力不足を解消しないといけない。中島が怪我で戦線離脱して長打力は下がっている今、T岡田、ブランコの復帰が最重要事項です。去年、もっと言えば一昨年の後半戦からオリはずっと得点力不足に悩まされている。接戦を制することが強さの指標のように言われますが、大差をつけて勝つことが一番いいに決まっている。毎試合のように接戦の試合となり中継ぎを浪費する、その疲労が響き、疲弊してしまったことが一昨年の最後の最後、ホークスに敗れた要因、そして去年はその中継ぎ陣の疲れをリフレッシュできず、敗けを重ねてしまった。発端は得点力不足に起因していて、その解消には長打を期待できる選手を起用することが解決策。それでオフに中島やブランコを補強したのですが、どうにも現場とフロントのやりたいことが噛み合ってないのか、現場は小粒な若手ばかり使いたがってますね。T岡田を怪我もなく2軍で飼い殺しするとか有り得ないのですが。起用について苦言をすれば今日の先発美馬に対してボグセビックを起用とか有り得ないのですが。
この2試合続けて延長戦となり、1勝1敗で良い試合をしたと満足してはいけない。投手陣は2試合続けての総力戦となり、かなりの疲労が蓄積していて、その蓄積は後半戦に響いていく。この2試合はかなり心配になりました。
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